笠井潔のデビュー作「バイバイ、エンジェル」にはじまる矢吹駆シリーズの第二作。他に「薔薇の女」「哲学者の密室」「オイディプス症候群」が出ている矢吹駆シリーズは欠かさず読んでいるが、今のところ、これが最高だと思う。 このシリーズは、実在した哲学者を思わせる登場人物たちが現れるが、なにを隠そう、私はこの小説で、「重力と恩寵」のシモーヌ・ヴェイユを知った次第。 なお、私は探偵小説を読んでも、その謎解きにはあまり興味がない。したがって、無理があっても許してしまう。
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