近況報告
もし、ご心配をいただいていたら恐縮なので、念のため、書いておきます。
「海を見たことがなかった少年―モンドほか少年たちの物語」巻頭の「モンド」を読了。
凄く面白かった。ひさしぶりのヒットに、この酷い読書スランプ中にもかかわらず、70P近い長さを読みきってしまった。この本は、楽しみだ。
当初の予定では、本日(いや、すでに昨日)の第9回文学フリマに一般参加して、いくばくかの本を手に入れて、ここではたくさんの本を紹介するはずだったのだけど、蒲田まで、いや、家から出損ねてしまって、以下の本たちだけになってしまった。
文学フリマに参加されたみなさん、お疲れ様でした。そして、ごめんなさい。
先日、仕事の関係からひさしぶりに池袋で電車を降りたので、ついでにリブロに寄ったのだが、レイアウトがずいぶんと変わっていて、どこを彷徨えばよいのかさっぱりわからなくなってしまった。そこで、もうすこし足を伸ばして、ジュンク堂池袋本店の大きなビルに行ってきた。

すると、かねてどこにも見つからなかった「季刊文科」46号を見つけた。
ここには、「同人雑誌の現場から」というコーナーの、サイト「文芸同人誌案内」のひわきさんによる文章や、さらに難波田節子さんの小説、そして、先日紹介したように、勝又浩氏による「木曜日」掲載作に触れた「同人雑誌季評」もあるので、すでにとある方のご好意から、部分的には読んでいたけれど、念のため手に入れた。
ひわきさんの文章については、やはり先日紹介したとおりだが、難波田さんの作品や、「同人雑誌の現場から」でもひわきさん以外の方の文章にも、触れておきたかった。
さらに、プラプラしていたら、文庫のコーナーで、目につくところに、かねて触れ損ねていたル・クレジオを見つけて、手にしたのだった。「海を見たことがなかった少年―モンドほか少年たちの物語」。彼がノーベル賞を獲ったのもすでに昨年の話だが、どうやらノーベル賞受賞者の文庫を集めたコーナーだったらしい。
しかしこの本、パラパラ覗くと、今どき珍しく、字詰めがずいぶん詰まっているね。ギュウギュウ詰めといった感じに見えてしまう。今では、スカスカ字詰めの本が多いということなのだけれど、なにか新鮮。でも、今となっては、目が疲れそうでもある。

届いた同人誌が左の2冊。
先に届いたのが「季刊 遠近」38号で、つい一昨日届いたのが「星座盤」3号。
「星座盤」は、全体で90Pのなかに、詩7篇、エッセイ1篇、小説9篇が詰まっている。たしかに詩以外はかなりみっちりとした字詰めのレイアウトではあるけれど、全体に短いものばかりのようだ。おひとりで数篇を書かれている方が複数ある。
「季刊 遠近」38号には、特集として、「久保田正文出版記念講演会に出席して」という文章が、4名のご同人たちによって掲げられている。小説は4篇。コラムが1篇と、そして、「サンゾー書評」。またぞろ、「木曜日」25号の全作について、短評をくださっている。下に紹介しよう。
本日は、第9回文学フリマの日だったのだが、諸事情(?)により、行き損ねてしまった。
みなさんと会うのを楽しみにしていたのに・・・。
ブース参加されていたみなさん、陳謝です。ごめんなさい。
春は、出展者として、かならずまいりますので、見捨てないでください。
「季刊 文科」46号の「同人雑誌季評」に、我らが「木曜日」の25号から、作品が取り上げれたことは、ひわきさんの報告によってしっていた。だから、各所を回って「季刊 文科」を探していた。ところが、とんと見つからない。日本の首都東京の大型書店でさえ見つからない。
かつてもそんなことがあった。およそ、「季刊 文科」は店頭販売をやめてしまったのではないだろうか?
もとよりあまり売れる雑誌ではないから、配本して返品されるよりは、少部数に限定し注文販売に応じたほうが合理的なのだろうけれど、これではいよいよインターネットによる書籍販売が書店を駆逐する日もそう遠くはないだろう。いや、すでにそうなのかもしれない。大学生が、「本って、どこで買うのですか?」と講師に訊くご時世だそうだから・・・。
で、またぞろそうした泣き言を某所に書き込んだら、必要な箇所をご提示くださった方があった。感謝であります。
というわけで、下に例のごとく、引用保存しておく。
ついに、亡くなったか・・・。つい最近、100歳になって健在といった記事をどこかで見て、「生きた伝説だなぁ」などと思っていたのだった。
http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20091104-OYT1T00134.htm
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